この記事ではリードアップでの授業内容・学習内容をお伝えします。
塾生でない方は「いまリードアップの授業はどのようなことが行われているのか」をご確認いただけます。
リードアップの塾生・保護者様は学習状況や学習内容をご確認いただき、ご家庭でのお子さんとの会話にご活用いただければと思います。
小学5年生
まずは小5・6生、中1・2生です!
算数
円と正多角形
5年生は「円と正多角形」を中心に学校で習った単元の復習演習を中心に行いました!
円周の長さの求め方の式を覚えることと小数のかけ算がしっかりできるかがポイントです。
円周の長さを求めるだけでなく、円周から直径や半径の長さも求められるように練習しましょう。
小5の単元も残りわずかです。来月からは総復習も行っていきます。
小学6年生
中学部体験授業を開始しました!
小6生は「中学部体験授業」を開始しました。
中1の最初に習う「正負の数」の単元を中心に中学部の授業の流れ(映像授業→演習→個別指導→確認テスト)を体験してもらいます。
体験を終えた生徒からは
という声が聞こえてきました♪
体験授業が終わり次第、6年生は算数の復習に戻ります。
小学部としての授業はあと1カ月です。
3月からはいよいよ中学部としての授業を開始します!
3月からも頑張ろう!
【新中1生保護者会】中学準備セミナーを行いました
2025年1月15日(水)に新中1生(現小6生)保護者の方対象に「中学入学準備セミナー」を行いました!
ご参加いただいたお父様・お母様、本当にありがとうございました!!!
セミナー終了後にアンケートにご協力していただき、以下のようなご感想をいただきました。
感想の詳細は下の記事からお読みいただけます。
お越しいただいた保護者のみなさま、本当にありがとうございました!!!
保護者の方も、入学後には不安や気苦労がでてくると思いますが、そんなときはいつでもご相談ください。
生徒が充実した中学校生活を送れるように、学習面で一緒にサポートさせていただければと思います!!
3月からもよろしくお願いいたします!
中学1・2年生
テスト対策
テスト1ヶ月前に入り、学校別カリキュラムでのテスト対策授業(5科)に入りました。
学年末テストでいい成績をとって1年間のいい締めくくりになるよう一緒に頑張りましょう!
普段みんなのテスト勉強の仕方を見ていて「せっかく頑張って勉強しているのにこのやり方はもったいないな」と思うことがよくあります。
「定期テスト勉強でやってはいけない勉強法」をいくつか挙げますので、心当たりのある人は今日のテスト勉強から気を付けましょう!
定期テスト勉強でやってはいけない勉強法3選
①学校ワークを解くときに教科書から答えを探しながら解く
学校ワークを解くときに、教科書から答えを探しながら時間をかけて解いてる人がよくいます。
「答えを探して正解することが目的ではない」ので絶対にやめましょう。
1周目でわからないのは当然です。
問題を見て答えや解法が思いつかないものは、いくら考えても答えはでてきません。
すぐに答えを写してそこから覚えなおす、解説や教科書を読んで理解する(理解しようと考える)、計算などは解きなおすことに時間をかけるようにしましょう。
1周目できなかった問題は2周目、2周目でできなかった問題は3周目と繰り返して「問題を見てすべての答え・解法がわかる」という状態がテスト勉強完了の状態です。
ワークをたくさんやるにはスピードも重要です。
1周目に時間をかけすぎないようにしましょう。
②漢字や英単語を長い時間かけてひたすら書く
もちろん書いて覚えることも重要ですがテスト範囲の全ての漢字を20回も30回もひたすら書いている人を見かけます。
必ず「覚えたかどうかを確認するために小テストしながら練習する」ようにしてください。
覚えてるものを何回も練習するのももったいないですし、小テストをしないと何回書いても本当に覚えたかどうかわかりません。
例えば
といった感じで繰り返していきましょう。
③教科書などをノートにまとめる
教科書などを開いてまとめノートを時間をかけて一生懸命作っている人もよくいます。
「めちゃくちゃ時間がかかって勉強した気になるわりに効果が少ない」のでやめましょう。
そもそも教科書などは「プロが大事なことだけをまとめているもの」で、教科書に出てくるものはすべて重要です。
教科書以上のまとめノートはありません。
それならワークの問題を繰り返し解いて、できるようにすることに時間をかけましょう。
覚えたことをアウトプットするために「何も見ずにノートを作ってみる」というように、ある程度テスト勉強の終盤にやるのはOKです。
当たり前ですが、テストは「問題を何も見ずに解くことができるようにする」必要があります。
テスト勉強をする目的は「提出物を提出すること」ではありません。
そのためにはどうしたらいいかを考えて、勉強の仕方も考えるようにしましょう。
もちろんわからないことはなんでも質問してください!それでは頑張りましょう!
各学年テストが終わり次第、英数の総復習に入ります。
中学3年生
続いて中3生、高校生です!
私立高校入試がはじまりました
千葉県の私立高校入試は、毎年日付が固定で、大部分が「1月17日~1月18日」に行われます。
現中2生(新中3生)は、1年後の2026年1月17日(土)-18日(日)の土日になりますね。
大学入学共通テストと同じ日になります。
無事、中3生全員が高校合格を果たしました!
また今年は、昨年までよりも私立高校の一般入試を受けるこの割合が増えました。
私立高校の併願推薦の基準が年々上がってきている、そもそも併願推薦がなくなってきていることが原因です。
併願推薦の基準が年々上がっている解説記事
併願推薦がなくなってきている解説記事
一般入試でも、人気のある千葉敬愛高校や八千代松陰高校に合格することができました。
みんなおめでとう!次は公立に向けてがんばりましょう!
授業は全教科ひたすら入試対策演習!
授業は、12月後半から全教科ひたすら入試対策演習を行っています。
近年は、数学でも下の画像のような「文章の長い会話文形式の問題」が出題されます。
大学入試でも高校入試でもこの傾向が顕著です。大学入試の共通テストは特にすごいです。
これは2021年から始まった新しい学習指導要領の影響です。
2024年度の実際の公立高校入試問題
数学的な学力だけでなく、文章を読み状況を把握する言語能力(いわゆる国語力)も必要です。
2021年から始まった新学習指導要領の柱の一つに「日常生活で応用できる学力を身につけましょう」というようなことが書かれています。
その具体例が、上の画像のような「日常の事象の問題解決」問題です。
こういった問題はいわゆる「初見の問題」になりますが、「読めばわかる問題」でもあります。
リードアップではこのような会話形式の総合問題もしっかり演習を積んでいます!
数学が得意な子でも「状況がわからない…」と苦戦している子も多くいます。
課題ですね・・・
高校生
共通テストが行われました
2025年1月18日(土)・1月19日(日)の2日間で、大学入学共通テストが行われました。
実際の問題はこちらから見れます↓
共通テストとは?
共通テストとは、2020年まで行われていたセンター試験に代わって導入された、日本の大学入試における統一試験です。
試験の役割としては、当時の「センター試験」とほぼ変わっておらず
として、受験します。
大学名(国立) | 共テと2次の配点 |
---|---|
千葉大学 (法政経学部・工学部など) | 1次試験(共通テスト):475点満点 2次試験(個別試験):900点満点 合計1375点満点(共テ比率35%) |
東京都立大学 システムデザイン学部 情報科学科 | 1次試験(共通テスト):450点満点 2次試験(個別試験):610点満点 合計1060点満点(共テ比率42%) |
東京大学 (全学部同様) | 1次試験(共通テスト):110点満点 2次試験(個別試験):440点満点 合計550点満点(共テ比率20%) |
基本的に難関大学になればなるほど、共通テストの配点比率が低くなります。
(=2次試験の比重が高い、つまり難しい問題を解けなければいけないということです。)
私立大では、例えば立教大学が2021年度から英語の独自試験を廃止し、英検のスコアや共通テストの英語の点数を利用する入試方式に切り替えています。
保護者世代ですと、共テ(センター)は「国立志望の人が受ける試験」という認識かもしれませんが、現在は私立志望の生徒を含めほぼ全受験生が共テを受験します。
※ほぼすべての受験生が私大の「共テ利用」「共テ併用」入試を受けるためです。
【共テ2025の変更点】今年2025年が新課程になって初めての共通テストだった
高校は2022年から教育課程が新しくなり、今年の高3生は新課程の1年目の代でした。
ですので、今回の2025年が初めての新課程の共通テストでした。
新課程となり、共通テストは大きな変更点が多数ありました。
結局、今年の共通テストはどうだったのか?
今年から大きく変わる共通テストでしたが、全体感としては昨年よりも「易化」となりました。
年度 | 国語 | 数学I・A | 数学II・B | 英語 (リーディング) | 英語 (リスニング) |
---|---|---|---|---|---|
2021年 | 117.50 | 57.68 | 59.93 | 58.8 | 56.16 |
2022年 | 110.26 | 37.96 | 43.06 | 61.8 | 59.45 |
2023年 | 105.74 | 55.65 | 61.48 | 53.81 | 62.35 |
2024年 | 116.50 | 51.38 | 57.74 | 51.54 | 67.24 |
2025年 (中間集計) | 126.82 | 53.72 | 【数学II・B・C】 51.76 | 57.87 | 61.44 |
共通テストになってからの5年間の平均点を見てみると、今年は国語は平均点が大きく上がり、数学・英語は並、といったところでした。
数学I・Aが全問必答に変わった!
これまで数I・Aは「場合の数と確率・図形・整数のうちから2つ」という選択問題があり、これによって特に文系の子にとっては「特定の分野を避けられる(=整数を避ける)」ことができました。
それが、今年は全問必答に変わり、今後はこれまでの戦法はできなくなりそうです・・・
2025年度 | 2024年度まで(例) | |
---|---|---|
大問1 | [1]数と式・集合と命題 [2]三角比 | [1]数と式 [2]三角比 |
大問2 | [1]2次関数 [2]データの分析 | [1]2次関数(・集合と命題) [2]データの分析 |
大問3~ | 全問必答に変更 大問3:図形 大問4:場合の数と確率 | 3つから2つの選択問題 大問3:場合の数と確率 大問4:整数 大問5:図形 |
いよいよ2月1日から私立大の一般入試、そして2月25日には国立大学の入試が始まります。
もうひと踏ん張りがんばりましょう!
おわりに
以上です!
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こんにちは!
検見川浜・稲毛海岸にある進学塾リードアップの山田優輔です。