この記事ではリードアップでの授業内容・学習内容をお伝えします。
塾生でない方は「いまリードアップの授業はどのようなことが行われているのか」をご確認いただけます。
リードアップの塾生・保護者様は学習状況や学習内容をご確認いただき、ご家庭でのお子さんとの会話にご活用いただければと思います。
小学5年生
算数
分数のたし算とひき算
5年生は「分数のたし算とひき算」を中心に学校で習った単元の復習演習を中心に行いました!
「答えを約分する」ことを忘れてしまう生徒が多かったです。
計算した後は必ず確認をするクセをつけるようにしましょう。
また帯分数のたし算ひき算が難しいと感じる生徒が多かったようです。
帯分数のままだと混乱してしまう生徒は「帯分数は仮分数に直してから計算する」ようにしてみてください。
分数のたし算、ひき算や6年生で習う分数のかけ算、わり算は中学数学でも当たり前に必要とされる計算です。
苦手のまま進まないようにしましょう!
小学6年生
算数
ドットプロットと度数分布表・代表値
6年生は「ドットプロットと度数分布表・代表値」を中心に学校で習った単元の復習演習を中心に行いました!
データの個数が偶数の場合の中央値の求め方が難しいと感じる生徒が多かったです。
この単元は中1数学で習う「データの活用」という単元でもさらに深く習います。
しっかりとできるようにしましょう!
中学1,2年生の保護者面談を行いました!
前期期末テストを終えて2回目の中1,2生の保護者面談を行いました!
今回もご参加いただいた保護者の方ありがとうございました!
リードアップでは中1,2生は年に4回定期テスト終了のタイミングでカリキュラム達成表をもとに塾での進捗や授業の取り組みの様子を保護者様にもフィードバックさせていただいています。
今回は夏期講習の取り組みの評価、反省をもとに次回テストに向けた改善点を中心にお話させていただきました。
中学1年生
英語
文法総復習
中1は英語の核となる文法(be動詞と一般動詞[3人称まで]の現在形)を習い終えたので、今月は総復習に力を入れました。
英語は積み重ねの教科です。
リードアップでは先に進みすぎることはせず、適宜遡行学習を取り入れながら授業を進めていきます。
これから習う現在進行形、過去形などはすべて現在形の文の派生です。
「現在形の文章をさまざまな主語で肯定文、否定文、疑問文と自由に書き換えられるようになることができるかどうか」が今後英語を得意にできるかどうかの分岐点です。
もちろん単語力不足では文法を理解することも難しくなります。
英語がとても苦手な生徒は暗唱、書き取りテストを通じて語彙力の強化をしましょう。
定期テスト対策
10月後半からは各学校定期テスト範囲の単元の学習に入りました。
学校の定期テストで点数を取るためには「教科書に出てくる英単語、本文を全て覚える」ことが成績アップの近道です。
リードアップでも教科書の単語テストや本文の暗唱書き取りテストをしています。
宿題も教科書準拠ワークに切り替わるので、しっかりと取り組みましょう。
数学
比例・反比例
比例・反比例について学習しました。
比例と反比例を学習する前にまずは関数について理解しましょう。
関数とは「ある量の値が決まると、それに応じて別の量の値も決まる関係」を表現するものです。
関数のなかに「比例」と「反比例」があります。
「xが2倍、3倍…になるとyも2倍、3倍…になる」という関係のことを「比例」といいます。
一方で「xが2倍、3倍…になるとyが1/2倍、1/3倍…になる」という関係のことを「反比例」と呼びます。
比例と反比例についてはそれぞれの式とグラフをあわせて理解できるようにしましょう。
比例の一般式:y=ax
(aは比例定数という)
比例のグラフは、次のように直線になります。
【y=2xのグラフ】
比例のグラフは比例定数aが正の数の場合は右上がり、負の場合は右下がりになることも押さえておきましょう。
反比例の一般式:y=$\frac {a}{x}$
(aは比例定数という)
反比例のグラフは、次のように双曲線になります。
【y=-$\frac {8}{x}$のグラフ】
反比例のグラフは比例定数aが正の数の場合は右上と左下、負の場合は左上と右下にグラフができます。
比例・反比例は
ということをまずは完璧にできるようにしましょう!!
10月末からは各学校定期テストに向けたテスト範囲の復習に入りました。
中学2年生
英語
文法総復習
中2も中1と同じように今月は総復習に力を入れました。
中2はこれまでの文法の復習はもちろんですが特に動詞の現在形、過去形、過去分詞形の変化をしっかりと覚えるようにしましょう。
定期テスト対策
10月後半からは中2生も各学校定期テスト範囲の単元の学習に入りました。
数学
角と平行線・多角形の角
角と平行線、・多角形の角の単元を中心に学習しました。
小学校の算数の知識で解ける問題も多いですが改めて角と平行線の性質、多角形の内角の和の求め方などを確認しましょう。
- 対頂角の性質
対頂角は等しい
- 平行線の性質
2つの直線に1つの直線が交わるとき、次のことが成り立つ。
①2つの直線が平行ならば、同位角は等しい。
②2つの直線が平行ならば、錯角は等しい。
応用問題も含めて問題パターンを覚えてしまえば比較的得点しやすい単元です。
数学が苦手な人もこの単元は完璧に得点できるようにしましょう!
10月末からは各学校定期テストに向けたテスト範囲の復習に入りました。
中学3年生
続いて中3生、高校生です!
英語
9月に学習した「関係代名詞」「仮定法過去」の、問題演習の2周目を行いました。
その後は最終仕上げ段階である「入試対策演習」にも少し入りました!
適語選択・適語補充の問題は公立入試でも、どの私立高校の入試でも必ず出題される問題です。
【実際の過去問】
左:敬愛学園 右:八千代松陰
3年間の知識の総ざらいができて、入試演習は楽しいですね^ ^♪
数学
相似
いよいよ、鬼門であり高校入試最重要単元である中3図形「相似」に入りました。
中3の図形だけぶっちぎり難易度高い・・・
「拡大・縮小の関係になっている2つの図形」を互いに相似といいます。
入試で出る図形の問題の大部分は「中3の図形(相似・円周角・三平方)」です。
すっっっごい重要なところです。
図形は大問でも出題されますし、小問集合でも出題されます。
下の画像は特に私立高校入試で頻出の小問です。
円周角の定理
続いて円周角の定理です。
定理自体は簡単です!
そして公立入試の作図の問題でちょくちょく出てくるのが「円の接線の作図」問題です。
各中学校10/30~11/1あたりで中3生は定期テストだったため、10月下旬からはテスト対策を行いました。
中3生の進路面談を行いました!
10月は中学校の前期が終了した同時に、中3前期の評定が出ました。
この評定をもって、私立の受験校(併願推薦で受ける学校)を決めていくことになります。
それにあたって、進路相談(三者~四者面談)を行いました!
こんなご質問・ご相談が多かったです
といったご質問・ご相談が多い印象でした。
ほんとに何でもお答えしますので、今の中1・中2生の方も1,2年後なんでもご相談ください!
もちろん中3生も引き続きご相談ください!
私立高校にいけば予備校はいらないのか?
それと、毎年いただく質問として
というのもあります。(今年もこの質問いただきました)
多くの私立高校(特に特進クラスはほぼ100%?)は
ウチの授業とサポートがあれば予備校に通わなくても大丈夫!
と謳っています。
しかし「結局多くの生徒が予備校に通っている」のが実情な気がします(データがあるわけではないので本当のところはわかりませんが)。
リードアップも高校部を11年やっていますが、私立高校に通われている生徒さんは毎年ふつうにいますし…。大学付属高の生徒さんもいますし。
市川高校・昭和学院秀英高校・日本大学習志野高校・国府台女子学院高校・日出学園高校・千葉日本大学第一高校・八千代松陰高校・千葉敬愛高校・敬愛学園高校・東京学館浦安高校
明治学院高校・高輪高校・江戸川女子高校・安田学園高校・東洋大京北高校・三輪田学園高校・上野学園高校
ちなみに公立校は磯辺・検見川・千葉西・幕張総合・市立稲毛・市立千葉の生徒さん(真砂中・磯辺中・打瀬中・稲浜中出身)、近所の公立校に通われている生徒さんが多いです!
ということで、回答としては
私立に通っても予備校に通う可能性は、大学進学を考えているのであれば可能性は十分にあると思います。
実際にみなさん通われています。
です!
併願推薦の基準が上がってきている
ここ2,3年で私立高校の併願推薦の基準が、多くの学校で高くなってきています。
この検見川浜・稲毛海岸・海浜幕張地域から多くの生徒が受ける敬愛学園高校・千葉敬愛高校は昨年度から併願推薦自体が無くなってしまいましたし。
敬愛学園高校は「進学コース」の併願推薦が無くなり、「特進コース」はまだ残っています。
しかし基準が5科23。かなり高め。
今年は例えば、東京学館浦安(総合進学)が5科18→19、9科31→32に1ずつ基準が上がりました。
うろ覚えですが、ちょっと前まで基準5科16だった気がします・・・
高校無償化とは?結局私立高校はどれくらいお金がかかるのか?
併願推薦の基準が上がってきている理由は、2020年から高校無償化の支援額が引き上げられた影響かと思われます。
授業料の支援金制度が始まり、私立高校でも授業料負担が大きく減りました。
その結果、「私立でもいいか」「私立に通おう」と思える人が2020年以前よりも増えてきて、私立高校入学者が増えたことで、私立高校が頑張って受験生を増やそうと(併願推薦で受験者を囲うことを)しなくてもよくなってきている、ということです。
高校無償化の内容と、「実際に私立高校に通う際にかかるお金」はざっくりと以下の通りです。
「高校無償化→私立の併願推薦基準が上がった」ことのメリット
私立高校の併願推薦の基準が上がってきている、つまり私立高校の人気が上がってきていることで、その高校のレベルが上がってきます。
つまり整理すると
①2020年高校無償化アップグレード
→②私立高校に通える人が増えた
→③私立高校の受験者・入学者が増えた
→④私立校側は「人数足りてるので生徒を絞りたい」
→⑤私立校が併願推薦の基準を上げる
→⑥その私立高校の学力レベルが上がる
ということです。
高校生
続いて高校生です。
高1・高2生は科目選択、高3生は共通テスト演習の勉強方法についてです!
文理選択・科目選択の時期がきました
10月は次の学年の科目選択の時期です。いっぱい相談が来る時期です!
高1は高2での科目選択を、高2は高3での科目選択をします(どの授業を取るか決めるということです)。
高1生に関しては「科目選択=文理選択」になります!
高1生の高2理科科目の選び方
高1生は、高2での理科の選択科目を決めることになります。
高1では基本的に「化学基礎」or「化学基礎&生物基礎」を履修している学校が多いです。
高2で選択する理科科目は、基本的に以下のように選ぶのが基本です。
文系の生徒はくれぐれも物理は選択しないようにしましょう。
文系の人にとって、物理は一番相性が合わないです(地獄の時間になっちゃいます…)。
高2生も、高3での理科は上記をもとに選択をすればOKです!
高1・高2共通!社会科目の選び方
社会は高校によってどの学年で何の授業を設定しているかまちまちです。
基本方針は以下の通りです。
日本史・世界史は社会科目で最も重い科目です。
理系の生徒は日本史・世界史は受験で使わないので、余計な労力になってしまうので選択しないようにしましょう。
高3生は共通テスト演習
共通テストもあと3か月と迫ってきました。
高3生はほぼ全員、共通テスト演習に入りました。
共通テスト演習の勉強法・取り組み方
今回は英語を例に、共通テスト演習の勉強法・取り組み方を解説します。
問題の解き直しでやることは、「精読(英文解釈)」です。
リードアップ生はカリキュラム内で行った「入門 英文解釈の技術70」と同様に、『文構造を把握し、直訳から意訳を考える』という作業を全ての文について行います。
完璧にわかっている文は飛ばしてOKですが、文意が正確につかめたか少しでも怪しい所はごまかさずに!残さず!全部!精読し尽くしましょう。
精読をきちんとやると、最初は解き直し(=精読)に4時間くらいかかるはずです。
それくらいかかって構わないので、ちゃんとやりましょう。
分からない単語は全部自分で調べます。その過程で単語を覚えられます。
その上で、8割以上で安定するまで数をこなします。
超重要!
経験上、高校偏差値60の生徒だと平均50回くらいやれば8割以上で安定してきます。
1冊に5~6回入っていますから、10冊で50回分です!
高3の春~夏に「共テ模試で4~5割くらいしか取れません…どうすればいいですか(´;ω;`)」という相談をたくさんもらいます。
が、上記の通り『勉強をやり切れていない状態(共テ演習3回とか、0回とか)』では、そもそもによほど実力がない限りそんなものです…
ですので、高3夏時点で共通テスト8割を取るペースで進めなければいけないなら、受験勉強開始時期を高2夏、遅くとも高2秋にしなければいけません。
高校受験とは学習量・レベルともに次元が違いますので、高校受験と同じ感覚では失敗(現役では間に合わない)してしまいます。
大学受験は時間との勝負、本当に早く始めた者勝ちです。
おわりに
以上です!
バックナンバーは下から読めます。
まずは小5・6生、中1・2生です!