こんにちは!Makeage(メイケージ)教室長の山田優輔です^ ^
今日は大学受験の「公募推薦」「指定校推薦」などの「推薦入試」の話です!
推薦入試とは
高校の校長から推薦を受け、高校の調査書などで合否を判定する入試制度です。
推薦入試では、「推薦条件」が提示されて募集がスタートします。この「推薦条件」は各大学ごとにさまざまです。
推薦入試は「公募推薦」と「指定校推薦」に分かれます。
公募推薦
大学が定める条件を満たせば、どの高校からでも出願できるのが「公募推薦」です。
学業成績を重視する「一般推薦」と、部活やボランティア活動の実績、資格等を重視する「特別推薦」があります。
選抜方法は面接や小論文で行われることが多いです。評定平均や、部活あるいは他の活動などの実績が評価される場合もあります。
また、国公立大学ではセンター試験の受験を課すケースもあります。
公募推薦の流れ
- 出願(11月頃)
- 書類審査
- 選考(小論文、面接など)
- センター試験(国公立で受験が課せられている場合)
- 合格発表
指定校推薦
大学が指定する高校からのみ出願が可能なのが「指定校推薦」です。
募集定員は1高校あたり1〜2名であることが多いです。
指定校推薦の流れ
- 校内選抜(9月頃)
- 出願(11月頃)
- 選考(小論文、面接など)
- 合格発表
主な出願条件
併願の可否
推薦入試は基本的に、合格したら必ず入学するという専願になります。
私立大学の中には併願を認めるケースもあります。認められている場合にも条件があるケースもあるので確認しましょう。
成績基準
成績基準は大学・学部で異なりますが、国公立大は全体の評定平均値が4.0以上、学業成績概評A(評定平均4.3~5.0)というケースが主流です。
私立大は全体の評定平均値が3.5以上や、学習成績概評B(評定平均3.5~4.2)というケースが比較的多いですが、全体の評定平均3.2以上や、学習成績概評C(評定平均2.7~3.4)というケースもあります。
私立難関大学では、全体の評定平均4.0以上から4.5以上、学習成績概評A以上が多いです。
選抜方法
- 「書類審査(調査書、推薦書、志望理由書など)・面接」
- 「書類審査・小論文・面接」
- 「書類審査・学科試験」
- 「書類審査・学科試験・面接」
など、様々なタイプがあります。
また、国公立大の場合ではセンター試験を課す大学も多くあります。
自己推薦
高等学校長からの推薦書は必要ない推薦があります。それが「自己推薦」です。
「自己推薦」は、自分で「自己推薦書」を書き提出する入試方法になります。自分の能力や経験、個性を、面接や小論文などを通してアピールします。
その他の特別選抜入試
その他にも志望理由書や複数回の面談などによって、出願者の学力や個性、適性などを、時間をかけて多面的に評価して選抜を行う「AO入試」という選抜方法もあります。
総括
2007年度以降、私立大学では「推薦入試」・「AO入試」による入学者が5割を超え、全体の半数以上にも及んでいます。
また、東京大・京都大・大阪大などのトップ国立大学でも「推薦入試」・「AO入試」の導入が進んでおり、国公立大学入学者の15%、公立大学入学者の約26%が「推薦入試」・「AO入試」で入学しています。
そのため高校1年生の時から勉強し「実力をつけておく」かつ「学校のテストで良い結果を出し内申点を上げておく」べきです。
「後悔先に立たず」なので、大学受験を考えている高校生のみなさんはきちんと対策をしておきましょうね!
やまだゆうすけ
お世話になります❗️
作田です。
とにかく、毎日のお勉強、目の前の課題をコツコツこなす事が大事ですね^_^
あっという間の高校生活、振り返った時に悔いの無いような結果を残せるように生活していける事、のぞみながら見守って行きたいです^_^
これからも先生方の投稿、楽しみにしております^_^
作田さん
コメントありがとうございます^ ^
本当にチリツモが大事です。イチロー選手の言葉ですが「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています」というのがあります。勉強でもスポーツでも、積み重ねっていった人だけが成果を出せると思います。
推薦になっても、一般でも、どちらでも勝てるように引き続きがんばってもらいます!