教室では、生徒たちが一歩ずつ課題に向き合い、確実に力を伸ばしています。
この記事では、リードアップでの授業内容や学習の取り組みをお届けします。
塾に通っていない方にとっては「リードアップの学習スタイル」や「伸びる理由・成果につながる仕組み」を知るきっかけに。
塾生・保護者の方にとっては、お子さまがどんなことに挑戦しているのかを知っていただき、「ご家庭での声かけ」や「学習サポート」に役立つ情報としてご活用いただければ幸いです。
小学5年生
まずは小5・6生、中1・2生です！
算数
三角形や四角形の面積
5年生は「三角形や四角形の面積」を中心に学校で習った単元の復習演習を中心に行いました！
図形の面積はまずは「公式をしっかり覚えること」が重要です。習った公式すべて覚えるようにしましょう。
4年生で習った正方形、長方形の面積の公式も確認しておきましょう！
面積の公式をしっかりと覚えて、基本問題をしっかりと解けるようにしてから「いろいろな図形の面積」の問題に挑戦しましょう！
小学6年生
算数
図形の拡大と縮小/縮図の利用
6年生は「図形の拡大と縮小/縮図の利用」を中心に、学校で習った単元の復習演習を中心に行いました！
特に縮尺の問題では、「拡大図・縮図と面積」の問題で苦戦している生徒が多かったです。
【拡大図・縮図と面積】解き方と例題・解説（小6算数）
解き方
拡大図や縮図の面積を求めるときは、必要な辺や直線の長さを計算してから、面積の公式にあてはめて求める。
例題と解答解説
縦の長さが8cm、横の長さが12cmの長方形があります。この長方形の3倍の拡大図の面積は、もとの長方形の面積の何倍ですか。
もとの長方形の面積は 8cm×12cm＝96㎠ …①
①，②より、864㎠÷96㎠＝9
したがって、この長方形の3倍の拡大図の面積は、もとの長方形の面積の9倍（答え）
注意
3倍の拡大図ならば面積も3倍になると考えるのは間違いなので注意！実際は3×3＝9倍になる。
このことを知っておけば、実際の面積は出さなくても正解がわかる。
【覚える】
100cm＝1m、10000cm＝1km、1㎡＝10000㎠などの単位の変換は必ず覚えましょう。
来月以降も学校の進度に合わせて残りの算数の単元を学習していきます！
定期テスト対策講座を行いました！
後期中間テストに向けて「定期テスト対策講座」を行いました！
リードアップでは、定期テスト2週間前から、通常授業とは別にテスト対策講座4日間×3コマ(授業料無料)を行っています。
対策講座では学校ワークの演習・質問対応・定期テスト対策テキストを使用してテスト勉強を進めていきます。
テストの結果は来月お伝えします！
【第2回英検対策講座】合格速報！
第2回英検対策講座受講者の合格結果が出揃いました！
合格した人はおめでとう！英検は大学受験でも需要が高まってきています。
中3生は高校生になってもさらに上位級に進めるように挑戦し続けてほしいと思います。
第3回英検対策講座は12月より開講します！
合格目指して頑張りましょう！
中学1年生
続いて中1・中2生です！
【英語】一般動詞の過去形
中1は定期テストが終わった学校から、新しい単元の学習をスタートしています。今月は一般動詞の過去形を中心に学習しました。
特に不規則動詞の過去形は必ずすべて覚えるようにしましょう。
今後は覚えていて当たり前という前提で、過去形がどんどん出てきます。
英語が苦手な生徒はしっかり覚えておかないとますます混乱してしまい、苦手意識が強くなってしまう単元です。
また、過去形を覚えておくだけで得点できる問題も定期テストには多く出題されます。
①規則動詞の過去形（語尾によって変わる）
②不規則動詞の過去形
| 意味 | 原形 | 過去形 |
|---|---|---|
| 行く | go | went |
| 来る | come | came |
| 得る、買う | get | got |
| する | do | did |
| 持っている | have | had |
| 作る | make | made |
| 見る | see | saw |
| 走る | run | ran |
| 話す | speak | spoke |
| 教える | teach | taught |
| 泳ぐ | swim | swam |
| 言う | say | said |
| 取る、撮影する | take | took |
| 読む | read | read※ |
| 知っている | know | knew |
| 去る、残す | leave | left |
| 食べる | eat | ate |
| 会う | meet | met |
| 歌う | sing | sang |
| すわる | sit | sat |
| 書く | write | wrote |
| 立つ | stand | stood |
readはつづりは変わらず[red(レッド)]と発音する。
リードアップでも暗唱書き取りテストや単語テストで過去形は繰り返し覚えていきます！
12月も引き続き新しい文法事項を学習していきます。
【数学】平面図形
数学も定期テストが終わった学校から新しい単元の学習を開始しました。
平面図形の学習をスタートしたところです。
移動や作図などいろいろありますが、今後出てくるおうぎ形の面積や弧の長さはスムーズに求められるようにしましょう。
公式を覚えるのはもちろんですが、苦手な生徒のほとんどは「分数の方程式がスムーズにできない」ことが原因で答えが出せていません。
分数を含む方程式も並行して復習するようにしましょう！
おうぎ形の弧の長さの公式：
\( \displaystyle \ell = 2 \pi r \times \frac{a}{360} \)
(ℓ＝弧，r＝半径，a＝中心角，\( \pi \)＝円周率)
おうぎ形の面積の公式：
\( \displaystyle S = \pi r^2 \times \frac{a}{360} \)
(S＝面積，r＝半径，a＝中心角，\( \pi \)＝円周率)
おうぎ形の面積は\( \displaystyle S = \frac{1}{2} \ell r \)でも求められます！
両方使えるようにしましょう。
上記の公式を頭に入れたうえで中心角を求める、半径を求めるといった問題もできるようにする必要があります。
この先の空間図形でも必要な知識となりますので、しっかりと理解しましょう！
12月からは引き続き平面図形、空間図形の学習をしていきます。
中学2年生
【英語】現在完了形
定期テストが終わった学校から、新しい単元の学習をスタートしています。
中2は現在完了形を中心に学習しました。
3つの用法をしっかりと理解しましょう。
現在完了形とよく使われる単語(since，for，yet，already，just，onceなど)も覚えるようにしましょう。
前回の受動態と同様、動詞の過去分詞を覚えるのは必須です。
中3になるまでに過去形も合わせてマスターしましょう！
現在完了形のつくり方と3用法
現在完了形：have(has)＋過去分詞形
中2生は12月は中2で習う英文法の学習を終え次第、復習にも取り組んでいきます。
【数学】三角形の合同の証明
三角形の合同の証明について学習しました。
三角形の合同条件をしっかりと押さえておきましょう。
証明問題が苦手な人は必ず「模範解答を問題と照らし合わせて1文1文理解しながら読んでいく」「何も見ずに自分で書いてみる」ことを、いろいろな問題パターンでやるようにしましょう。
穴埋め問題だけやってもなかなか定着しません。すべて自分で書いてみるということが重要です。
まったく書けない場合は、まず最初は答えを丸写ししてもいいので「型を覚える」ようにしてみましょう。
12月からはいろいろな三角形や四角形の証明を学習していきます。
中学3年生
次は中3生です！
【英語】
中3生は9月に中学英文法の全範囲を学習し終え、現在は「入試対策演習(総復習)」を行っています！
上の画像のページは「同意文完成」の問題で、私立高校入試ではどの高校も必出です。
問題次の各組の文がほぼ同じ内容を表すように、空所に適する語を書きなさい。
The problem was （ so ） difficult （ that ） we （ couldn’t ） solve it.
この例題は「too to 構文」と「so that 構文」の書き換えで、高校入試さんの大好物で超頻出です。
「too to 構文」↔「so that 構文」↔「enough to 構文」
「too … to ～構文」「so … that ～構文」「enough to～構文」についてはリードアップ通信5月号で詳しく解説しています。
この書き換えはヨヨイのヨイ(‘ω’)ノ♪でできるようにしておきましょう！
【数学】
三平方の定理
10月に学習した中学数学さいごにして最強の鬼門である「中3図形『相似』」に引き続き、「三平方の定理」に入りました！
三平方の定理：\( \displaystyle a^2 + b^2 = c^2 \)
(a,b,cを3辺とする直角三角形で、cは斜辺)
三平方の定理を習うと、高さが不明な三角形も自力で面積を求められるようになります！（入試レベル）
Vもぎ過去問
11月は怒涛のVもぎ過去問月間でした！
土曜日の5時間授業を使って、Vもぎの過去問を4回実施、そして本番の11月Vもぎを受験したので、5週連続過去問(and本番)演習を行いました。
しっかり過去問演習を積み上げられています！
授業内で行う過去問では、国語の作文や、英語の英作文などは、山田が一人ひとり個別に添削を行います。
【高校入試】国語の作文のコツ
国語の作文のコツはこちらのバックナンバーをご覧ください！
千葉県の高校入試の作文の問題は
というパターンの問題であることが圧倒的に多いです。
入試だけでなく、中学校の定期テストも同じ形式の問題です。
（学校の先生も高校入試を見越して問題を作ってくれているので）
「作文が苦手」「何を書けばいいかわからない」と悩んでいる人は多いと思いますが、こういった人は「何を書けばいいかわからない＝作文は何を書いてもよい」と思ってしまっている場合が多いように感じます。
作文の問題も、あくまで「問題」ですから、ある程度「書くべきこと＝正解」というものがあります。
具体的には、上記のパターンの問題であれば
といった感じで、「資料から(現代社会の)問題(ぽい)点を読み取り→指摘し→解決策を書く」というのがセオリーです。
あとは作文用紙の使い方はきちんと覚えておきましょう。
【高校入試】英作文のコツ
千葉県の英作文の問題は「イラストのセリフを埋める問題」です。
↓これが2024年度の実際の千葉県公立高校入試問題です
英作文は「自分の英語力で表現できる範囲内の日本語に変換する能力」が必要です。
つまり、英語力は前提(土台)として、国語力“も”必要です。
今回の問題であれば
図書館で雨宿りをしよう！
という内容を入れればよいわけですが、、、『雨宿り』は英語で何と表現するかわかりませんね。
【解答の思考過程】
Look! There is a library.
Let’s 雨宿り there.
なので、自分が英語で書けるような「違う表現」に言い換えなければいけません。
ちなみに「雨宿り」＝「take shelter from the rain」です。
（この表現は知らなくていいです）
【解答の思考過程続き】
2文目を「雨が止むまで図書館で待とう」にすると書ける！
Let’s wait there until the rain stops.
これは中2の英文法で書ける範囲なので、英語力に問題があれば英語の勉強が必要です！
ちなみに！
2023年度までは4コマ漫画で2コマ目と4コマ目のセリフを埋める形式でしたが、2024年度から2コマ漫画×2題に変わりました。
今年の中3生(2026年度入試)もおそらく形式は変わらないでしょう。
※2023年度までよりもかなり易化された印象です（2コマ漫画のほうが文脈・話の展開を正しく読み取る能力が必要ないため簡単）。
↓2025年度の問題も2コマ漫画でした
You’re still playing games! Stop and do your homework now.
【高校受験情報】
10月に引き続き、中3生の進路面談を行いました！
10月は中学校の前期が終了した同時に、中3前期の評定が出ました。
この評定をもって、11月に行われる中学校の三者面談までに私立の受験校(併願推薦で受ける学校)を決めていくことになります。
私立受験校のご相談の場として、進路相談(三者～四者面談)を行いました！
今回は、いただいたご質問とその回答をシェアします！
【Q&A】受験日が複数ある場合はどの日を受けるのがいいですか？
- 私立高校の一般入試で試験日が2日間ある場合は、どっちの日を受けるのがいいですか？
-
基本的にどちらでも問題ありません！
試験日によって「受かりやすい・受かりにくい(＝倍率が大きく変わる)」ということがないからです。
倍率の考え方についても詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひ目を通してみてください！
【Q&A】併願推薦を確保したうえで、他校の一般入試を受けることは可能ですか？
- 併願推薦を確保したうえで、他校の一般入試を受けることは可能ですか？
-
はい、可能です！
併願推薦という制度が「100%合格できる滑り止めを1つキープできる」という仕組みそのものです。
例えば、具体的によくある受験校パターンとして下記のようなものがあります。
【Q&A】東京都内私立の「併願優遇」とは、千葉県の「併願推薦」とは違うのですか？
私立高校入試についての質問・相談はこちらの記事でまとめています！
高校生
続いて高校生です！
志望校の決定時期です
大学受験は、私立大学は12月から出願が始まるところも出始めます（メインは1月以降です）。
それにあたって、11月後半に高校に志望校調査を提出する(出願に必要な書類「調査書」をもらう)場合が多いので、高3の11月に具体的に受験校を決めていきます。
大学受験は何校ぐらい受ければいいのか？
「何校ぐらい受ければいいのか？どれぐらい受けるのが妥当なのか？」が、毎年いただく質問第1位です。
結論、「6～10校くらい」が多いです。
ただし、6～10校といっても、「6～10個の別々の大学」を受けるのではなく、「1つの大学を異なる受験方式で2回受ける場合もあり、それらすべての合計が6～10校程度」ということです。
どういうことかというと、大学入試は高校入試と違って「受験方式がたくさんある」んですね。
具体的には、私立大学の一般入試ひとつとっても下記の4パターンがあります。
基本的には「学部別入試」を受け、志望度が高い場合は「全学部統一入試」も検討します。
共通テスト利用入試は、基本的に安全圏～滑り止めを受験する際に利用します。
6～10校の受験校の内訳と具体例
- 挑戦圏：模試でD〜E判定、第1志望など
- 合格圏：模試でC判定、十分合格を狙えるレベル
- 安全圏：模試でA〜B判定、ほぼ合格できる
- 滑り止め：模試でA判定、体調が悪くても合格できるレベル
主に①～③のレベルで1〜3校受けるパターンが多いです。
大学受験は学部・学科によって難易度が異なるため、上記は大雑把なので参考程度に。
また、大学受験では①は受かったが②は落ちた(②は受かったが③は落ちた)という逆転現象がよく起こります(特に理系)。
偏差値はあくまで目安です。大学受験と高校受験は別物と考える必要があります。
上記のようになるべく幅を持たせて、複数校受けるのがよいです。
浪人でも「全落ち」は避けよう
「この大学に合格できなければ浪人する」と思っていて、ある程度浪人も考えている人もいるかもしれません。
「合格してもどうせ行かないんだから、併願校は受けなくてもいいんじゃない？」
と考える方もいるかもしれませんが、できればどこか1校は合格しておきたいのが正直なところです。
その理由は「『最低でもここには合格できた』という結果・実力が測れるから」です。
どこも受かっていない状態で浪人をすると、「現役時に勉強がどれぐらいのところまで達成できていたのか、実力がついていたのか」がまったく不明になってしまいます。
勉強してきたことを確かめる意味合いで、どこか1つでも合格できるように現役時の志望校は選定しましょう。
志望校を決める際に保護者の方がやるべきこと【高1・2向け】
高1のうち、遅くとも高2の夏ごろまでに第一志望の大学（大学群）は決めておいた方がよいです。
（併願校は前述の通り高3夏～秋に決めるので大丈夫です。）
具体的な大学1つに決めなくてもいいですが、「国立か私立か」は少なくとも決めておきましょう。
第一志望決定にあたって、保護者の方とお子さんとで、条件を明確にして共有しておくことが重要です。
「条件」とは、具体的には以下の点が挙げられます。
などなど、大学にかかるお金などからいくつか条件があるご家庭も多いはずです。
志望校を決めたあとでこのあたりの条件を出したり変えたりすると元も子もなくなってしまう可能性があるので、条件や希望がある場合はなるべく早めに話し合いの場を設けるようにするとよいです。
志望校を決めたら勉強を始めよう
志望校を決めただけでは絵に描いた餅です。
志望校に向けた勉強を始めましょう。
目安を示しておくと、逆算した受験勉強の推奨開始時期は下記の通りです。
自分の現状の実力以上の大学を目指すなら、とにかく早いほうがいいです！！
おわりに
以上です！
バックナンバーは下から読めます。
こんにちは！
検見川浜・稲毛海岸にある進学塾リードアップの山田優輔です。