こんなご質問をいただきました!

私立高校入試の受験日についてです。
試験日が2日間あるのですが、どっちの日を受験したほうがいいというようなことはありますか?
こちらに回答していきます!
結論として、どちらかの方がよいということは基本的に無いので、どちらでもよいです!
私立高校入試の受験日の選び方・倍率に対しての考え方についても詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください!
【理由】日程によって受かりやすさに差が無いから
基本的に、試験日によって「受かりやすい・受かりにくい」ということがないからです。
「受かりやすい・受かりにくい」は何で決まるのかというと、「倍率」で決まります。
【パターン1】試験日も発表日も分かれている場合
例えば、八千代松陰高校は
と試験日が2日間あり、合格発表もそれぞれ分かれています。(2026年度入試時点)
こういう場合は、倍率が多少変わります。
実際に、八千代松陰高校(進学コース)の過去の倍率は下記の通りとなっています。
| 年度 | 第1回 | 第2回 |
|---|---|---|
| 2025年度入試 | 1.06 | 1.12 |
| 2024年度入試 | 1.05 | 1.09 |
| 2023年度入試 | 1.06 | 1.11 |
上記の八千代松陰高校の倍率は、併願推薦と一般入試受験者すべて含めた倍率です。
※倍率が異常に低いのは、受験者の大半が併願推薦受験だからです。
※一般入試のみの倍率は不明です。
傾向を見ると、第1回の方が倍率が低いので、「強いて言うなら初日に受けたほうがよい可能性がある」ということになります。
ただし、第1回と第2回とで「併願推薦受験者の割合」は等しくないため、倍率の差はその影響である可能性が考えられます。

千葉県の私立高校入試は毎年固定で1/17~1/20頃に実施され、大部分が1/17・18に集中しています。
つまり、一般入試受験者は、第2回(1/20)よりも第1回(1/18)の方が他校の併願推薦受験をしている受験者が多いと考えられます。
よって、1/20の方が一般入試受験者の割合が高くなり、その結果倍率も少し高くなっていると考えられます。
ということで、結論は「どっちの受験日を受けてもほぼ変わらない」です。
【パターン2】試験日が2日間でも発表日は1日にまとまっている場合
例えば日大習志野高校は1/17・18の2日間が試験日になっています。
そして合格発表日は1/19となっています。
こういった場合は、それぞれの日の実質倍率はわかりませんが、高校側も差が出ないように合否結果を出しているはずです。
おそらく、「それぞれの日程でおおむね上位●%を合格」としているのではないかと思います。

差を出しても、高校側にメリットは何もありません。
高校側はなるべく学力の高い生徒(点数の高かった生徒)を取りたいです。
ですので、結論は先ほどと同じで「どちらの日を受けても受かりやすさは変わらない」です。
まとめ
それでは、今回の内容をまとめておきます。
試験日が複数ある場合、受験日によらず受かりやすさに差はほぼ無い
よくわからない点や疑問点、その他ご質問がありましたらぜひコメント欄に書き込んでください!
どんどんお答えしていきます!!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!



















こんにちは!
検見川浜・稲毛海岸にある進学塾リードアップの山田優輔です。