- 「内申点てなんですか?」
- 「内申点てどうやって計算するんですか?」
とよく質問を受けることがあるので、参考にしてみてください。
内申点とは?
内申点とは「通知表の成績」です。
入試の入試要項などには「評定値」「調査書の学習の記録」と記載されています。
通知表は「国語・数学・理科・社会・英語・音楽・美術・保健体育・技術家庭科」の全部で9教科あります。
つまり、5点満点が9教科分あるので、9×5=45点満点になります。
1学年で45点満点なので、45点満点×3年間で135点満点となります。
これが内申点です。
しかし、通知表って前期と後期で年に2回渡されます。
「どうやって各学年の内申点を出すのか?」が次の話です。
1、2年生時の内申点の計算方法
1,2年生時は前期と後期の平均になります。
例えば、前期が3、後期が4ならば、最終的に3か4になります。
実際は、学校の先生があるソフトにいろいろな項目に数値を入力していって、自動で内申点がだされるようです。
でも、結局1,2年時の内申点は、3年生の11月に中学校側から開示されます。
「あなたの内申点はこれですが、異論はないですね?」みたいな書類が学校から渡されます。
3年時の内申点の計算方法
3年生の内申点は、11月の3回目の定期テストまでの成績が採用されます。
しかし、11月に通知表は出されないので、最終的な内申点は教えてくれません。
しかし、前期の通知表からほとんど変わりはでないので、前期の通知表=3年の内申点と考えてもらってほとんどOKです。
「内申」と「調査書」の違い
内申点は、調査書の内容の一部です。
調査書に「内申点(教科の学習の記録)」が記載されているのです。
調査書には、そのほかにも「出欠の記録」、「行動の記録」、「特別活動・部活動の記録、特記事項」、「総合所見」等があります。
内申点の高校入試での使われ方
高校入試では、内申点は以下のように使われます。
- 千葉県公立高校入試:3年間の内申点(45点満点×3年間=135点満点)
- 私立高校の併願推薦:中学3年時の内申点
- 推薦基準が9科の場合;45点満点
- 推薦基準が5科の場合;国数英理社の5科×5点満点=25点満点
- 推薦基準が3科の場合;国数英の3科×5点満点=15点満点
やまだゆうすけ
こんにちは!Makeage(メイケージ)教室長の山田優輔です^ ^
今日は【高校入試】の「内申点」の説明をします!